経営理念浸透ブログ
『承認欲求を必要とする人は?』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
「自分を価値ある存在として認めたい」という欲求を
承認欲求と言います。
承認欲求には2種類あると言われています。
他者承認:他人から認められたい欲求
自己承認:自分を自分で認めたい欲求
承認というとどちらかというと「他者承認」を
思い浮かべますね。
劣等感が強い人、自分に自信がない人、目立ちたがり屋な人。
こういう人ほど他者承認を求めやすい傾向があります。
一方、自己承認欲求は技術や能力を高めて、
自己信頼を高めることで満たすことができる。
自分の基準で自分を認めることができる。
他人に依存しせずに、自分を満たすことができるので、
モテベーションの安定には効果があります。
一般的に「他者承認」は相手依存であるため、
他人が毎度ガソリンを注がないといけないイメージを持つ。
だから面倒なイメージを持つ経営者もいます。
しかし言葉にはしませんが、
管理職であっても「他者承認」を欲しています。
経営者の承認の言葉があるから、
「もっと頑張ろう!」と思える。
もちろん承認がなくても、彼・彼女は責任感から
やるべきことをやろうとしますが、
給油タンクは枯渇していたりします。
もっと言えば経営者も承認欲求を持っています。
以前、盛和塾に参加したことがありますが、
「稲盛塾長に認めてもらいたい。よくやったと言われたい」と
いう経営者は数多くいたように思います。
世の中には「○○賞」といったものが多数ありますが、
受賞=他者承認ということでもある。
経営者にとって「会社=自分」です。
世の中から、地域社会から
「あなたの会社があって本当によかった!」と言われたい。
これも承認欲求ですね。
「最近の若い社員は他者承認を求める」
と言われがちです。
しかし管理職も経営者も、相手は違えど
他者承認を求めているのではないでしょうか。
あなたがいてくれてよかった。
あなたの会社があってよかった。
それが頑張る動機になるのならば、
決して他者承認も悪くはないと思います。
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