経営理念浸透ブログ
『挑戦者は昔話を好まない』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
仕事上、様々な経営者にお会いすることがあります。
創業経営者もいれば、2代目、3代目経営者もいます。
皆さん、短い時間では語りきれないほどの
ご苦労をされています。
興味深いのが「過去の苦労話」の捉え方です。
過去がピークだった方は、
こちらが聞かずとも、
過去の苦労話を延々と語りたがります。
一方で今現在もチャレンジし続けている方は、
過去の話を自分からは語りたがりません。
聞かれれば「答えますよ」というスタンスです。
過去はすでに過ぎ去ったことで、
大事なことは今とこれから。
過去の話をして何の意味があるの?
と不思議がられる方もいます。
I社長との対談時にこんな質問をしました。
「今までで最もご苦労されたことは何ですか?」
するとのI社長は答えました。
「今です。今が最も苦労しています。
創業時から会社がどんどん大きくなり、
高いビジョンを掲げてチャレンジしている。
従業員数も増えて経営がどんどん難しくなっている」
「もし“あの時が最も苦労したな~”という経営者になっていたら、
今現在チャレンジしていない証拠。
引退したほうがいいかも…。
チャレンジが現在進行形の人は、
“いまが一番大変です”と答えるのでは?」
これは経営者に限った話ではありません。
全てのビジネスパーソンに当てはまることです。
やたら過去の苦労話を話したがるようになったら、
引退間近かもしれません。
最近チャレンジしているか?と
自問自答してみましょう。
過去の勲章は確かに素晴らしい。
しかし未来の勲章に向けてチャレンジしている
現在進行形のリーダーの方が魅力的です。
Posted on 2021-08-26 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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