経営理念浸透ブログ
『準備万端ではチャンスを見逃す』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
「失敗をしたくない」と思うことは、
不思議ではありません。
誰しも失敗をしなくてもいいなら
失敗をしたくない。
もったいないのは失敗を避けるために
チャンスを逃すことです。
そしてチャンスは
いつも少し早めにやってきます。
準備をしてチャンスを待つことは必要ですが
準備万端では、時すでに遅しなんです。
新規事業を始める。新商品・サービスを始める。
このときにも最善の準備をすることは必要ですが、
準備万端を待っていると、スピードで負けてしまいます。
人事面もこんなことがあります。
(ケース1)
「Kさん。おめでとう。
あなたの実績をかって、
リーダーを任命したいと思います」
「ありがとうございます。
でもまだ自信がついていないので、
もうしばらくこの仕事をさせてください」
(ケース2)
「Tさん。あなたはリーダーシップがあるから、
5Sのプロジェクトリーダーを任せたいんだけど」
「期待をかけてくれるのは嬉しいです。
でもいま業務が立て込んでいて、
引き受けられないほど、業務負荷です。
また次回以降にお願いします」
本人として誠実な回答のつもりかもしれません。
「もう少し自信がついたら…」
「もう少し時間に余裕ができたら…」
「もう少し資金的に余裕ができたら…」
この「もう少し」は、いつ来るのか…。
準備万端でないと前に進めない人がいる。
現実は「準備不万端」で始めることがほとんど。
チャンスは自分が想像した以上に早く来る。
それを忘れないようにしたいですね。
Posted on 2019-06-10 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
Related Posts
Comment