経営理念浸透ブログ
『生産性を上げたいのに下げている上司』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
先日、大久保先生のセミナーにて
“仕事をさせない上司”
という話題が上がり、共感しました。
上司は生産性を上げたいと思っている。
でも上司の振る舞いで生産性を下げている例をよく見ます。
生産性を下げている残念な上司とは?
1.威圧感を放ち空気を重くする上司
上司の顔がこわばっていれば話しかけにくい。
日常的に畏怖で人を動かしているならば、
その人が事務所にいるだけで空気が重くなる。
私も若手社員だった頃、
A上司が職場にいるだけで生産性が落ちていました。
なぜならA上司から
「いつ呼ばれるか」「いつ怒られるか」
「自分の話題を何か話していないか」
などを気にして、仕事100%集中できなかったからです。
本人は自分が居たほうが緊張感が出ると思っている。
でもそれが逆なんです。
その方がいるだけで、
周囲は私を含めて目の前の仕事に
集中できませんでした。
A上司が出社しないと集中できるので、
メンバーは生産性が上がっている現実があったのです。
“生産性をあげる空気”について
考えたほういいですね。
2.小出しで仕事を依頼する上司
上司のBさんは、その都度部下を呼んで
「〇〇をやっておいて」と指示を出します。
それならよく見る光景なのですが、
60分間に4回も呼び出して、
別々の依頼をしていることもありました。
指示を受ける側は、
呼ばれるたびに目の前の仕事がストップします。
部下の仕事の生産性を落とさずに、
指示を出すならば1回で、
項目を分けて説明すればいいのですが…。
3.部下の報告内容を聞いていない、見ていない
C上司の口癖は
「〇〇の件はどうなっている?」
過去に説明をしていることを
また報告を求められる。
「すでに資料を添付の上で、
○日にご報告をしていますよね」
とも言えず、同じ説明を繰り返さないといけない。
報告しても聞いていない、見ていないというならば
資料を作ることも、報告することも
バカらしくなりますね。
上司が見ない資料を作らせるのは時間のムダです。
上記3人の上司はどこの職場にもいそうですね。
3人とも生産性を上げたいと言っています。
でも自分で部下の生産性を下げていることに気づきません。
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