経営理念浸透ブログ
『直近の印象が良ければいいのか?』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
「人間は感情的に物事を判断する」
このように言われています。
「自分は論理的な人間である」と思っている方でも
感情的に情報を判断し、意思決定してしまうことが
あるでしょう。
企業内の人事評価にて、
「直近の印象に引っ張られない」
という原則を考課者研修にて伝えますが
どうしても直近の印象で引っ張られます。
Aさんへの直近の印象=Aさんへの直近の感情
で評価が変動してしまうんですね。
あまり触れたくない話題ですが、
政治の世界でも応用されます。
選挙の直近では、悪い印象を与えないために
意見が分かれるものは結論を出さない。
あえて先延ばしにします。
失態を侵さないことに重きを置く。
直近の印象を悪くすると
投票数に大きく影響を与えますから。
意地悪な見方をすれば、
選挙の直近にはポイント稼ぎが必要になりますね。
恐ろしいことにスキャンダルを隠しておいて、
そのタイミングで公開し、
足を引っ張ることもあるようですが…。
本来は任命期間でどれだけの結果を残したのか。
冷静に評価するべきなんですね。
人が人を評価するのは難しい。
直近の評価が自分の感情を支配してしまう。
これだけは注意しておきたいものです。
Posted on 2020-04-21 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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