経営理念浸透ブログ
『研修は挙手か?強制か?』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
会社で企画される研修は、
大きく対象別研修と希望者参加型に分けられます。
対象別研修は、階層で区切ったり、
役割・職種・部署で区切ったり。
特別な事情がない限りは、
全員業務の一環として
義務として参加して頂きます。
ただし一部やらされ感が
伴うことがデメリットです。
一方で希望者参加型は、
課題解決したい研修テーマを並べて
自身で手を挙げて参加するスタイル。
意欲的な参加者が集まる可能性が高い。
気づきのクオリティも高まりやすい。
デメリットは受講してもらいたい対象者が
参加しないことが多いということです。
アンガーマネジメントやハラスメント研修。
これらのテーマの場合、
人事の方に情報が入っていれば、
「あの人に受講してもらいたい」
という対象者リストがあったりします。
希望者参加型研修なのに、
上司や人事から強制力を発動して
「○○研修を受けてください」
と本人に伝えると、
欠点を指摘されたように不貞腐れてしまうこともある。
しかし受講して行動改善してもらいたい人ほど、
このテーマの研修を避ける傾向がある。
ですからずっと改善されないまま。
「あなたは必要ない」という人がむしろ
受講する傾向があります。
研修を受講して行動改善されるかは分かりませんが、
届けたい人に届かないのはもどかしいですね。
だから対象別研修でやらざるを得ない。
最も気づいてほしい人に気づいてもらうために。
Posted on 2022-04-22 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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