経営理念浸透ブログ
『社内で出世してはいけない人』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
リーダーには「人間性」や「人格」等が
必要だと言われます。
「本当にそうなのかな…」と
思ったことはないですか?
「人間性」の定義が曖昧ですし、
実態が見えにくいものです。
人間性の高い低いを測定しにくい。
周囲の人の感性によるところもある。
意地悪な上司、
ハラスメント傾向がある上司の元で
働いたことがあると、
リーダーには「人間性」が必要と実感します。
さて以前、ネッツトヨタ南国株式会社 横田氏から
「人間性」と「能力」を4つのマトリックスに分けた
お話を聞いたことがあります。
1 鬼 大 × 金棒 大
人間性が高く能力も高い。
2 鬼 大 × 金棒 小
人間性は高いが能力は低い
3 鬼 小 × 金棒 小
人間性は高くない。能力も低い。
4 鬼 小 × 金棒 大
人間性は高くないが能力は高い。
この分類に当てはめて考え、
4「鬼小 ×金棒大」の人材は
社内に居る方はいますか?
能力が高い。かつ権威もある。
そういう方の人間性が曲がっていると、
たくさんの被害者を出しますね。
大きな金棒を使いこなすことができない。
金棒が大きいということは、
金棒を助けることにも使えるし、
傷つけることにも使える。
つまり「使い方次第」。
鬼次第ということなります。
リーダーは人間性が大事だと
言われる所以はここにあると思います。
そしてもう一つの視点は「可変性」。
3「鬼小 × 金棒小」の人材は、
企業としては不要と烙印を押すこともできます。
ただこれはあくまで一時的なプロットであり、
変化する可能性があります。
鬼が大になる可能性も、
金棒が大になる可能性も秘めている人材もいます。
自分のことしか考えないやんちゃな若手社員。
入社して3年経って協調性も出てきて、
チームのことを考えられるようなった人材がいれば、
この例に該当します。
当時の印象で、
不用という烙印を押さなくてよかったですね。
あなたのチームは、
どのようなタイプの人材で構成されていますか?
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