経営理念浸透ブログ

『稲盛和夫氏から学んだこと』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

2022年8月24日、
経営の神様と呼ばれた稲盛和夫氏の訃報が流れました。

私が就職活動をする時に
最も読んだ本が稲盛氏の書籍でした。

どんな仕事をしたいのか?と真剣に考える期間でしたが、
社会人としてどのような哲学を持てばいいのか、
指し示してくれた書籍でした。

そして社会人としてのスタートを京セラグループで始めたことで、
私のベースは京セラフィロソフィーで作られ、
今も土台になっていることは間違いありません。

2019年に盛和塾を年内で解散すると
言われたときはびっくりしましたが、
先々を見越しての判断だったかと思います。

人間誰しも持っている「私心」の醜さと
「利他心」の美しさ。

人間の本性に精通しておられたからこその
ご決断だったのではないでしょうか。

稲盛氏の話は、
いつも子供にでもわかる道徳心
解いておられるようでした。

むしろ子供の方が素直に
吸収できるかもしれません。

欲にまみれた大人には、
分かることはあっても実践ができない。

分かることとできることは違うのです。

人間は弱い生き物。
それをよくよく理解されているからこそ、
自分を戒める意味でも京セラフィロソフィーを作られ、
自分に問うことをされていたように思います。

立派なことを言っているが、
自分は本当にできているか?と…。

我々は弱い生き物です。

だからフィロソフィーによって
悪しき方向へ流されないように
杭を打たなければなりません。

性弱説に立って人間を洞察することが
人材マネジメントの肝だと思います。

Posted on 2022-10-04 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

Related Posts

 

Comment





Comment