経営理念浸透ブログ

『究極のダイバーシテイ経営 PART2』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

 

群馬県で中古タイヤ販売店を営むアップライジング様の
ご紹介をしました。

社員の方にもインタビューをしたんですが、

「ここの会社はありのままの自分で仲間へ接することができる。
 気分が落ちている時は、“落ちている”と正直に言える。
 自分を受け入れてくれる安心感があります。
 でも本来の企業の姿って、これが正しいのかもしれません」

といったことも言われていました。

よくよく振り返ってみると、
ほとんどの人が、企業ではスキも見せられずに強がり、
仮の姿で日々闘っているのかもしれません。

さてここの店舗に行くと
同業からみれば異常な光景が広がります。

・キッズスペースがあります。おむつ台や授乳室があり、
 女性客比率が約半数近くに上がっています。

・メインであるタイヤは奥の倉庫へおいてあり、
 店舗前に並んでいません。
 お客様のタイヤがまだまだ使えるとプロの目で見定めれば、
 お客様が購入したいと言っても「まだ使えますよ」と助言する。

・透明な壁で作られたネコルームがあります。
 お客様が見物していることもありますが、
 狙いは猫の殺傷処分を少しでも減らすこと。
 猫を引き取り里親になってくださった方もいるそうです。

・地域の方も無料で使える会議室があります。
 駐車場が広いので利用頻度も高いそうです。

・地域清掃はもちろん、小学校通学路の
 交通安全スタッフを毎日しているそうです。
 子供からの挨拶で元気をもらえるそうです。

他にもまだまだあります。きりがありません。

斎藤社長は東北の震災で炊き出しボランティアをして、
人の役に立てる素晴らしさを感じたと言います。

企業は社会のお役に立つために存在するべきだと
言われていました。

ここまで利益に直接つながらない社会貢献を
精力的にやっている中小企業は稀でしょう。

地域の方からは
「アップライジングって何かいい会社だね」
と思われているのではないでしょうか。

顧客もどうせタイヤ買うなら、
「アップライジングへ行くか」となるかもしれません。

直接利益につながらない社会貢献活動は
知らない所でファンを作っている可能性がありますね。

Posted on 2019-07-01 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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