経営理念浸透ブログ
『突き抜けたダサさはカッコイイ』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よしTV4月号には、
ベーカリープロデューサーの岸本社長に
ご出演いただきました。
奇妙な名前の食パン専門店を目にしたことは
ないでしょうか?
「題名のないパン屋」
「考えた人すごいわ」
「エモいよ君は」
「いつかの馬鹿ップル」
「夜にパオーン」
「バブリーいくよ」
「すでに富士山超えてます」
「考えた人すごいわ」にはよく私も通い、
食パンを購入しています。
ジャムやマーガリンをつけなくても
美味しくいただけます。
食パンのクオリティが素晴らしいです。
突拍子もなく思える店舗名には
実はストーリーが込められています。
店舗名の由来を聞くと、
「なるほど~」と思えてくる。
岸本社長がおっしゃっていました。
「店舗名がすべての出発点。
そこから一貫した形で
商品や店舗デザイン、ロゴや内装など統一感を作る。
店舗名や外観のインパクトに目が行きますが、
賞味期限は1日。それでいい。
お店を覚えてもらう、1回来てもらえるきっかけに
なればいいと思っている」
岸本さんのマーケティングからは、
“突き抜ける”ことの重要性を学ばせてもらいました。
突き抜けたダサさはカッコイイ。
ダサさを追求していくと、
それが突き抜けて本筋が通ったものになったときに
カッコイイに変わるそうです。
そして「遊び心」があらゆる所に
散りばめられていました。
「同じことはやらない」
「普通はつまらない」
という岸本社長の価値観から垣間見えます。
奇抜に思える店舗名。
その奇抜さについていけずに、
クライアントの社長が「社員にも聞いてみる」と
社内に持ち帰ったら、100%反対の声が出るそうです。
たくさんの人の声を聴いていくと、
「普通」に近づいていくんですね。
多くの人の声を聴けば、
「極端」な選択を避けるようになるのは仕方がないですね。
岸本社長のスタンスとして、
クライアント(=社長)の声を聴くが
それを鵜呑みにしない。
リクエスト通りにやると「普通」になる。
プロフェッショナルとは、
自分が信じた答えをクライアントに
揺ぎなく伝えて、納得してもらう。
プロフェッショナルとしての姿勢も
学ばせてもらいました。
Related Posts