経営理念浸透ブログ
『約300の地域貢献活動をする不動産会社 その1』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
地元では大変有名な大里綜合管理株式会社。
野老会長にお話を聞いてきました。
(※十方よしTV 10月号)
約300近い地域貢献活動をしているので、
おそらく日本一レベルではないかと思います。
社員の方にお話を聞くと
「本業6割、地域貢献活動4割」
という時間配分で働かれている方もいます。
従業員が約35名で、
なぜ300近い活動ができるのか。
お話を聞くまでは疑問でした。
世間一般の企業がされている地域貢献活動は、
企業が費用負担して、企業が活動をハンドリングし、
企業側が主役になっています。
しかし大里綜合管理さんは、
赤字を出さずに、地域住民が活動を推進し、
地域住民が当事者になっている。
上記の違いがあります。
口で言うのは簡単ですが、
高難度なことをされていますね。
地域住民個々に悩みがあれば、
それを解決する術を一緒に考える。
最初はその活動を支援し、、
徐々に当人が主役で活動するになっていく。
大里綜合管理さんは点で必要なときにフォローする。
「地域に起きている問題を、
誰かに解決してほしいと他者依存になりがち。
問題に直面している当事者が問題解決するのが一番」
この考え方が軸にあると感じます。
ご本人はあまり実感はないかもしれませんが、
「地域の問題を解決する主人公」
になっているんですね。
青年海外協力隊の方にも近しいお話を聞きました。
「外部から来た人間が問題解決しても持続性がない。
当事者が自ら考え、自ら解決する過程が
最大限かつ持続的な成果をもたらす」
大里綜合管理さんは、
地域の問題解決をしていることもありますが、
「地域の問題解決できるヒト」
を発掘し、支援している会社なのかもしれません。
社会・地域貢献活動の固定概念を
壊していただきました。
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