経営理念浸透ブログ
『約300の地域貢献活動をする不動産会社 その2』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
約300もの地域貢献活動をしている
大里綜合管理さん。
野老会長は言います。
「地域貢献活動で大事なことは継続です。
でも多くの企業は打算的だから続かない。
3ヶ月くらいゴミを拾った所で何も変わらない。
この地域貢献を〇〇ヶ月やったら、
売上に〇〇円繋がるなんて考えてはいけない」
多くの企業は、何のために地域貢献活動をするかと言えば、
「イメージアップ」を目的にしている気がします。
つまり会社のイメージアップに繋がらなければ、
お金も時間もそこに投入しない。
しかし大里綜合管理さんは、
「地域の問題解決」を目的に置いている。
だから取り組む姿勢も、取り組む期間も
巷の地域貢献活動とは異なるのでしょう。
最寄駅のロータリーに、
バスがなかなか中に入れずに困っていると聞いたそうです。
現地を見に行くと車の送り迎えなどで、
駐車の仕方が乱雑だったようです。
狭い入口のロータリーは塞がれてしまって、
なかなかバスは中に入れない。
マナーがいい地域住民ばかりではありません。
そこでどうすればよいか考えました。
社員さんが交代交代で朝のラッシュ時にロータリーで
交通誘導のボランティアを始めます。
バスの運転手さんからは感謝されたそうです。
おそらく乗客の方も同様でしょう。
(ちなみにこのバスの運転手のお子さんが、
大里綜合管理さんに数年後にお仕事を依頼したという
後日談があります)
しかしそれを快く思わなかった地域住民の方も
いたそうです。
「お前ら、何の権限があって
こんなことをやっているんだ!」
胸ぐらを掴まれて口論になったそうです。
地域のために朝早くからボランティアをする。
でも文句を言われる。
私なら馬鹿らしくて止めてしまったかもしれません。
「地域の問題解決をする」という使命感がなければ、
怯んで終わってしまったでしょう。
「本当の地域貢献活動は人間力を高める」
問題解決に向かうプロセスで様々な障害や葛藤があり、
その中で人は磨かれる。
地域貢献活動を通じて、人材育成をしているのが
大里綜合管理さんでした。
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