経営理念浸透ブログ

『経営基盤は人間関係が9割』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

経営者も人間です。

得意分野がありますし、苦手分野もあります。
一人で全ての領域をカバーすることはできません。

自分の苦手領域を自覚していれば、
苦手領域においてメンバーを頼ることができます。

そして謙虚にメンバーの声に耳を傾けることができます。

「全ての分野が標準以上にできる」と自己認識していると
メンバーの意見に耳を傾けることができない。

例えば、マーケティング(=事業展開)は得意だが
マネジメント(=組織づくり)は苦手な経営者がいます。

ビジネスモデルを考えて、
価値ある商品・サービスを考えることが得意。

一方で社内メンバーの「感情」には関心がない。
関心がないから、人よりも気づかない。

顧客とも社員間も突き詰めると「人間関係」です。

お客様との人間関係が悪くなれば、
リピート率は下がります。

社内の人間関係が悪くなれば、
退職者が増えます。

退職者が増えれば生産性は下がります。
ノウハウも溜まりません。
退職者が担当していた顧客もしだいに離れていく。

人間関係を疎かにして、
内部崩壊してしまった会社もあります。

一からではなく、マイナスからの立て直し。
非常に時間も労力も要するでしょう。

経営幹部同士の人間関係が悪化していることで、
事業の方向が定まらない会社もあります。

このように考えていけば、
「人間関係」は疎かにできません。

人間関係は「経営数値」に与える影響は少ないと
考えがちですが、そうではありません。

会社が好転していく
重要な要因と考えたほうがいいでしょう。

Posted on 2025-01-24 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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