経営理念浸透ブログ
『経営理念やクレドを見直す時 PART2』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
前回に引き続き、経営理念やクレドを
どのようなタイミングで見直しをするとよいのでしょうか。
2 既存事業の在り方が大きく変化
望む・望まないにせよ、業界内・社会の変化に
会社は対応することが必要ですね。
これは経営理念やクレドも同様です。
変わらなくていいものはなく、
変わり続けることが理念やクレドの原則ではないでしょうか。
例えばA製作所は、大手B社やC社から仕事を受けて、
売上50%がこの2社で構成されている。
近年B社やC社からの発注状況が芳しくなく、
A社も影響を受け、数年間にわたり低迷気味です。
この場合、A製作所は「下請け」というスタンスで
事業が成り立ってきたわけですが、
今後は「脱下請け」のスタンスに切り替えていきたいと考えています。
その場合、経営理念やクレドは「そのまま」ということは
あり得るのでしょうか?
受身で仕事の依頼がある。
注文書通りの物を作っていくことが
これまでは求められた。
それを大口で発注してくれたから利益が残った。
しかしこれからは、別の顧客を開拓し、
試作品であろうが、小ロットであろうが、
チャレンジしていきたい。
そう考えるならば、会社の中心に据える哲学は
変わっていくのが「自然」ではないかと思うのです。
既存事業のパラダイムを変えるならば、
必要不可欠ですね。
Posted on 2023-04-22 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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