経営理念浸透ブログ

『経営者は孤独って本当ですか?』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

経営者のお話を聞くと

「経営者は孤独」

とよく言われますね。

一方で私がお会いする経営者は、

「経営者は孤独ではない。
 勝手に孤独だと思っているだけだ」

と言う方が多いです。

どちらが真実なのでしょうか?

私はどうかといえば、
「経営者は孤独だな」と思ったこともありますし、
「経営者は自分で孤独を創り出しているだけ」と
思ったこともあります。

機密性が高い情報を経営者のみが知っている。
他の経営幹部には共有できない。
自分一人で決断を下さなければいけない。

資金繰りが厳しく、どうにかこうにか工面しようとする。

こういうことが重なると「孤独」だと感じる。

また経営者は最終責任者。
どんなことがあろうと逃げだすことができない。

誰にも頼ることができず、信頼することができず、
責任を一人で背負い込むと「孤独」と感じる。

一方で経営幹部と機密性の高い情報も全て共有する。
フルオープンで社内で隠し事が一切ない。

十方よしTV5月号には、
日本国内で「ティール型組織」の
先駆けとなる会社を作った武井浩三氏に
ご出演いただきました。

武井氏は

「経営者は孤独?
 あれは嘘ですね。私は孤独だと思ったことがない」

と言われていました。

社長の給与も全てフルオープン。
PLもBSも全て公開。

自分たちで稼いだ会社のお金をどのように使うかを考える。
利益を賞与に充てるのか、先々を見据えて投資に充てるのか。

誰から指示されたわけでもなく、
主体的にそんなことを考えている社員。

そこには頼もしい経営者が多数います。

もし「経営者は孤独」と思っていたら、
自分が孤独になる環境を作っているのかもしれない。

自ら「孤独」になる選択を
好んでしているのかもしれない。

「孤独」に浸るのを止めてみよう。

Posted on 2022-05-31 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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