経営理念浸透ブログ

『結果を強調すると心が離れていく』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

ビジネスは綺麗ごとだけでは成り立たない。

「かんばりました」という努力賞ではなく、
「結果」が求められます。

会社によっては、
どんなにいいことを言ったとしても
「結果が全て」という会社もあるでしょう。

ビジネスにおいては
「結果は重要である」という点においては、
まぎれもない事実です。

しかし「結果」について、
どのようにメッセージを発信すればよいかは
慎重にならざるを得ません。

さもとないと、

「結果を出した人間が一番偉い」
「結果を出した人間は何をやっても許される」
「結果を出さない人間は価値がない」
「結果を出さない人間は発言する資格さえない」

このように異様な空気社内に作り出します。

「結果が全て」

これを使う場面を間違えたり、
普段から連呼しすぎると、
部下との心の距離がどんどん離れていくことがあります。

「結果を出せ」と連呼する上司がいますね。

上司が「結果を出せ」と言って、
部下が結果を出せるならば、
マネジメントは誰でもできます。

結果を出さないといけないことは、
部下も分かっている。

そのために何をするのか。
プロセスへの関心と承認をしていくこと。

これらがなければ、
厳しいビジネスの世界で
部下との一定の心の距離と保つことは
難しいかもしれません。

Posted on 2024-08-29 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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