経営理念浸透ブログ

『継続なき才能はない』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

「私にはこの仕事が向いていない。
 他にやりたいことがある」

スタッフが辞めるときの常套句です。

よくよく話を聞いてみれば、
本当にやりたいことがあるわけではない。

ただ現状から逃げたいというのが本音だ。

その人の人生なので、
最終的にどうするかはその人次第だ。

多くのビジネスマンを見てきた先輩方からすれば、
その若手社員が「下り坂」の人生に送っていくのが
容易に想像できてしまう。

だから他人事で済ませられない人は、
本気で止めるでしょう。

それは「辞められたら困る」という会社都合というよりも、
「今、辞めることは何一つプラスにならない」という
思いやりから来ている。

若手社員が「私には才能がない」と嘆くならば、
3年でも5年でも継続してみればいい。

継続こそ能力開発の基礎だと思う。

しかし最近の傾向として、

「継続なんかは馬鹿らしい。
 自分に合っているものをてっとり早く見つけて、
 効率的に時間を使うべきだ」

と言っている人もいる。

そんなに簡単に天職と思えるものを
見つけることができるのだろうか?

継続した人以外で、
成功している人を私は見たことがない。

継続者にしか見られない世界がある。

継続なきたまたま上手く行った人は、
長い目で見れば姿を消している。

向いているかどうかは、
本人にも分からない。

ただ「継続」さえすれば、
一定の能力も習慣も身につくだろう。

継続は誰しも苦手だ。
だから継続さえしていれば、
周りがどんどんトップ集団から落ちていく。

自分に才能がないと嘆く前に、
継続をしてみよう。

嘆くのはその後にしよう。

Posted on 2020-12-16 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

Related Posts

 

Comment





Comment