経営理念浸透ブログ

『美しい心だけでは経営できない』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

稲盛和夫氏の経営の12ヶ条の
第8条に「燃える闘魂」。

ここでは

「経営にはいかなる格闘技にもまさる
 激しい闘争心が必要である」

と言われています。

若かりし頃は、この言葉の意味が全く分かりませんでした。
単なる精神論にしか聞こえなかった。

今ではその意味するところが
以前よりは分かるようになりました。

理念経営をしていくために、
「フィロソフィ」「クレド」「行動指針」など、
会社の価値観を明確にしていきます。

善きことを実践することが求められるし、
リーダーであれば「善き心」が間違いなく必要です。

リーダーは人として何が正しいかを問われ、
決断の連続の毎日。

間違った判断をしないために、
上記のような指針は拠り所となるでしょう。

「美しい心」「良心」は組織を間違った方向へ
導かないために不可欠です。

とはいえ「美しい心」「良心」があれば、
はたして企業は成長していくのでしょうか?

それでは足りない。アクセルがない。

お客様との約束を必ず守る。
従業員の生活を必ず守っていく。
成功するまで何度もやり直す。

このようなリーダーの「強烈な気概」があるからこそ、
組織を前進させる。

なんとしてでも…という強烈な気概。

これが「燃える闘魂」であり、
「闘争心」のことだと思います。

「なんとかなる」ではなく「なんとかする」。

闘争心をもち続けた人にしか
知恵は舞い降りてきません。

Posted on 2022-12-12 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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