経営理念浸透ブログ
『行動する前に相談する人』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
栗本チーフから相談を受けました。
栗本チーフ:
「松本さん、アルバイトの武田さん(仮名)に
はっきりと注意をした方がいいですかね?
他のアルバイトさんからなぜ武田さんだけ
マニュアル通りに業務をやらないのか?と
不満が出ているんです」
武田さんの日頃の仕事ぶりを聞くかぎり、
我流で仕事を進めてしまうことが見受けられるようです。
松本:
「そうですね。栗本チーフが考えておられるように
指導をされてみたらどうですか?」
栗本チーフ:
「でも武田さんに注意をして、ヘソを曲げられて、
退職でもされたら困るんですよね。
彼の抜けた穴は大きく、シフトを埋めるのが
大変なんです」
松本:
「いろいろ武田さんに気を使っているのは
分かりましたが、今まで武田さんに真剣に
注意・指導するなり、何かしらトライしましたか?」
栗本チーフ:
「あれこれ考えてしまって、
なかなか行動に踏み出せていないんです」
松本」
「………」
上記は部下を注意できない上司の一例でしたが、
ジャンルは違っても同じようなことが起きています。
それは
「行動してもいないのに相談する」
ということです。
石橋を叩きすぎです。
石橋を渡るタイミングはいつになっても来ません。
「行動してから相談する」
ならば、きっと聞き手もさらに親身になるでしょう。
どうしようもなく困っているわけですから…。
しかし行動してもいないのに相談されても、
「あなたが考える方法で、
まずはやってみたらどうですか?」
としか言いようがない。
行動する勇気がないのでしょうか?
自信がないのでしょうか?
行動する前に相談しても、
相手も架空の話で助言するしかない。
「行動してから相談する」
きっと行動したあなたの姿を見て
相手も力になりたいと思うはずです。
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