経営理念浸透ブログ
『“調子にのる”と問題を引き寄せる』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
芸能人の不祥事にはメディアは飛びつく。
飽き飽きしている人もいるでしょう。
直近でも不倫の話題でテレビから
一人の芸人が消えてしまった。
ある記事には、
「中堅の芸人が何かと不祥事で活動が中止になる。
だから大御所との世代交代が起きないのだ」
と書かれていた。
たしかに数年を振り返ると、
暴力団との繋がり、闇営業、脱税、パワハワ、不倫など、
自ら問題を作り出して、姿を消してしまった。
知り合いでもないのでコメントのしようがないが、
“調子にのりすぎる”と階段を滑り落ちてしまうのは事実。
ビジネスマンを見ても同様。
“調子にのる”時にクレームをもらうことが多い。
自分で調子にのっていることに気づいていない。
無自覚なことが多い。
経営コンサルタントの板坂氏は書籍の中で
「社長の4大疾病」を紹介している。
1怠慢
当然しなければならいないことを怠けて、
疎かにすること
2傲慢
おごり高ぶって人を見下すこと
3自堕落
行いや態度などに締まりがなく、だらしないこと
4無知
知識がないこと。知恵がないこと。学ぼうとしないこと。
これらには自覚症状がない。
この疾病によって、過剰な投資、過剰な調達、
個人的な浪費、仕事の邪魔になる色恋沙汰などを起こすことで、
経営を傾かせていくと言う。
経営者も調子にのってしまうのだ。
私は調子にのっていないのか?
“今思えば、あの時、調子にのっていたな”
と反省させられます。
・個人としての結果が出ている
・会社としての結果が出ている
・以前も成功したら自分がやれば次も成功できると思う
・無駄なものにお金を使ってしまう
・役職が上がり、人を動かす立場になる
・たくさんの人から頭を下げられる
すると自分でも知らないうちに、
いくらかすごい奴になったと勘違いをしてしまう。
誰かに忠告されれば気づけることもあるが、
多くの場合は、耳を傾けていない。
または聞いているようで、
痛い目に合うまでは聞いていない。
調子にのること、奢ることはとても怖い。
築きあげたものが
直ぐに壊れてしまうかもしれない。
自分の“奢り”が問題を作り出していないか?
振り返ってみてください。
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