経営理念浸透ブログ
『部下は育つのか?それとも育てるのか?』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
人材育成の方針は、大きく分ければ2つに集約される。
育つのか?それとも育てるのか?
「人が成長するかはその人の資質次第。
育てられるなど、おこがましい。」
という人もいる。
一方で
「人は必ず変われる。手塩にかければ成長する。」
という人もいる。
どちらが正しいか、
議論した所で結論は出ない。
人は人により影響を受ける。
人材育成で要となるのが「フィードバック」です。
学術研究によると、当たり前の話だが
フィードバック効果を高める上で重要なのは、
フィードバックした人とされた人との関係性。
上司との関係性が良好であれば
部下は自らフィードバックを求める傾向もあるそうだ。
一方、関係が悪いと
学習活動が抑制され、
相手が改善しようとする気が起きない。
つまりフィードバックが無意味になるということ。
またフィードバックする人が持つ「暗黙の知能観」も
フィードバック効果に大きな影響を与えるそうだ。
「暗黙の知能観」には大きく2つ。
A:固定理論
人の能力は固定的で変わらない
B:増大理論
人の能力は努力によって伸ばせる
AとBのどちらの知能観を持っているかにより、
考課面談の方法も変わってくるでしょう。
Aであれば「結果」を伝えることに
重きをおく。
Bであれば今後の「伸びしろの開発」に
重きを置く
少なくとも若手人材の育成を担う方は
「増大理論」を持っていてほしい。
Posted on 2024-11-03 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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