経営理念浸透ブログ
『~中小企業が知っておきたい~DX化の留意点』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よし.TV 2月号のゲストは、
有限会社ゑびやの小田島社長。
2012年に奥様の実家が営む
創業150年の老舗飲食店のゑびやに入社。
長い年月をかけて、勘と経験を軸にした経営から
データ経営へ移行。
またDX化の推進。
「売上を上げるデータ収集」
「経営を楽にするIT化」
様々なツールを導入してきました。
来客予測の的中率95%、
廃棄ロス72.8%削減、
料理提供時間を約1/5(10分以内)、
アイドルタイム1/4等、店舗運営の効率化に成功。
データを用いて様々な検証をした結果、
客単価も10年間で850円から2650円まで
引上げることができました。
小田島社長は、このようなことを言われていました。
中小企業がDX化に向けて留意するべきこと。
・経営者は「経営作業」をして
仕事をした気になってはいけない。
・DX化をして終わりではない。
効率化によって、新たに時間が生み出される。
経営者はよりクリエイティブな仕事に
その時間を投資しなければいけない。
確かに思い当たる節があります。
中小企業の経営者は、人がいないと言って、
自分で「経営作業」を引き受ける。
そこからなかなか抜け出せなくなる。
抜け出すためにIT化・DX化を推進する方もいる。
ただ経営作業から抜け出させた時間を
第二領域の仕事(クリエイティブな仕事)に
割くことができない。
何のためのDX化なのか?
DX化によって、
経営者の仕事をどのように変化させていくのか。
手段の目的化にならないようにしたいものです。
Posted on 2023-03-04 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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