経営理念浸透ブログ
『100%納得しなくてもスタートを切る』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
最近は、部下が上司に気をつかう以上に
上司が部下へ気を使っているように感じます。
何をするにしても部下の承諾をもらうように
丁寧に説明をされるリーダーもいます。
これくらいでバランスが取れているのかもしれません。
リーダーから部下への丁寧な説明。
これはぜひやってもらいたいし、やるべきだと思います。
先日、優しすぎるリーダー(Tさん)に会うことがありました。
Tさんは何をやるにもしても
部下の前向きな承諾を求めます。
「嫌々やってほしくないんで…」
その気持ちはわからなくもないですが。
それを逆手に取ってか、単なる子供なのか。
嫌な顔を露骨に出すスタッフが
彼のチームには数名いました。
「大反対」だった人が丁寧な説明をしたからといって、
「大賛成」に心が変わることは稀です。
せめて「反対をしなくなる」くらいでしょう。
部下の「100%納得」を追求することは、
マネジメントスタンスとしては立派です。
ただ部下100%納得しないと着手をしないとなると
話は別問題。
100%納得の努力はする。
100%に満たなくても、
始めながら100%納得に近づける。
賛成しない=反対という解釈をしない。
概ねの反対がなければ、
進めることが時には必要かと思います。
Posted on 2020-02-19 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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