経営理念浸透ブログ
『2回目の経験よりも1回目の経験』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
あまり喜ばしいことではないのですが、
先週、弊社内でコロナ陽性者が出てしまいました。
とはいっても2回目です。
そのため概ね保健所から指示されること、
そして今後の流れは見えています。
ですので恐ろしいくらいに、
平然と対応していました。
半年前に1回目の陽性者が出た時は混乱気味でした。
管轄する保健所によって、
返答スピードが全く異なりますし、
保健所以外の部署や関係者とも連絡を取らないといけない。
PCR検査の陰性結果証明が早く出ないことに
イライラするスタッフもいます。
振り返ってみれば、
心労が絶えない数日間だったように思います。
1回目の「経験」があるからこそ、
今回は落ち着きと冷静さをもたらした。
1回目の経験の時は、一つ一つが全て初心者。
仮に他人から対処方法を聞いていても、
自身が当事者になれば別物です。
すべてが聞いている同じ条件というわけではありません。
どのようにすれば、最も正確に効率的で
信頼を掴める対応ができるか。
そこまで知恵が働きません。
今回はコロナ対応のケースでしたが、
仕事上における1回目の経験を考えてみました。
すべてが初心者で、
上手くできないかもしれない…という不安がある。
どのようなゴールを迎え、どのようなプロセスで
進めるかイメージもわかない。
こういったことがあるかもしれません。
だから1回目の経験をしたがらない人が一定数います。
不安や恐れがあるのでそれは仕方がない。
自ら1回目の経験を掴みに行く人は、
意欲的な人ともいえます。
自分以外からきっかけをもらって、
1回目の経験をせざるを得ない状況になる。
そのケースの方が多いかもしれません。
選りすぐりせず、
1回目の経験を断らないこと。
また自分から掴みに行くこと。
その経験は間違いなく財産になる。
そのように感じさせてもらいました。
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