経営理念浸透ブログ
『60歳からでも進化する男』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
今年も2日、3日は箱根駅伝に釘付けでした。
視聴率が例年以上に高かったようです。
最後の最後まで上位の順位が入れ替わったのが
理由かもしれませんね。
通常ならば、1位になった東海大学、V5を逃した青学に
ついて書くところですが、今回は予選会1位で通過し、
4位になった駒沢大学について。
駒沢大学の駅伝監督は大八木氏。
最後は「男だろ!」と鼓舞する監督として有名です。
今年は「男だろ!」団扇が出回っていました。
それを見ても、顔は怖いけど、いじられるキャラに
変わってきたのかなと推測します。
他の番組でも大八木監督の変化が紹介されていました。
昔は自分が決めた指導方法を選手に与えて、
メニューをこなすことをさせる。
怖い顔で選手の練習風景を眺める。。
厳しい指摘と注意が飛び交う。
師と弟子のように選手との距離感が保つ。
そんな様子でした。当時のイメージ通りです。
でも今は、監督のマネジメントスタイルが
OBの証言を含めて変わってきているようです。
青学の原監督の影響もあるかもしれません。
今では、
選手に気軽に声をかける。
練習中にも笑顔を見せる。
選手の意見を聞いてからアドバイスをする。
選手との寮生活では父と子のように距離が近い。
選手の方から監督に相談に来る回数も
増えたと言います。
「怖い顔をしている時ありますが、
可愛らしいおじいちゃんのような時もあります」
と言っている選手もいました。
名将と言われて、60歳という高齢にもなり、
なお今でも監督としてのマネジメントスタイルを
進化させようと努力している姿が素敵だなと思いました。
監督のスタイルを変えるには
葛藤があったかもしれません。
でも選手のパフォーマンスを最大限発揮させるため、
駒大駅伝部をさらに強くするために、
自分のスタイルには固執しなかったのだと思います。
企業では逆の方をたくさん見ます。
昔の成功体験に縛られて、自分を過大評価してしまう。
自分のスタイルを肯定し進化しない。
「化石」に近づいていることに気づかない人が…。
ONE FOR ALL。
ALL FOR WIN。
チームを勝たせるために、
自分のマネジメントスタイルをアップデートしましょう。
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