こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

ある会社の管理職研修でのことです。

部下育成の出発点は、
部下一人ひとりに関心を持つことですね。

「皆さんは部下に関心を持っていますか?」

と問いかけすると概ね

「それなりに持っています」

と回答が返ってきます。

「部下に関心を持っていない」と素直に認める人は
だいたい2割くらいです。

他8割くらいの方は、
それなりに関心を持っていると言います。

問題は、認識している関心レベルは正しいのか?

自分のレベルを客観視できないか?

そこで皆さんに急遽、こんな演習をしました。

「皆さんの部下の名前を7人を挙げてください。
 彼・彼女らのフルネームを漢字で書いてください」と。

皆さん、「姓」の方は書けますが
「名」の方は書けない方が大半でした。

「名」を知らないという人も一定数います。

多くの職場では「姓」だけ知っていれば、
円滑に仕事ができるでしょう。
支障はでません。

「名」を知っている、
「名」を漢字で書けるというのは、
各々へ一歩踏み込んだ関心がなければできません。

知りたいと思わなければ、
知らないままなのです。

皆さんは、職場の仲間のフルネームを
漢字で書けますか?