こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

2025年夏、参議院選挙が行われますね。
もう間もなくです。

我々の生活と今後の日本を左右する、
ターニングポイントになる選挙。

今まで政治に関心がなかった方も
ぜひ投票に行っていただけたらと思います。

さて心理学用語に
「親近効果」というものがあります。

「人はたくさんの情報を与えられた時、
 最後に得た情報により影響されやすい傾向がある」

ノーマン・ヘンリー・アンダーソンが
提唱した効果と言われています。

また人事評価エラーの1つに
「期末誤差」というものがあります。

「評価期間終盤の出来事に
 全体の評価が影響されること」

を言います。

なぜこの2つのキーワードを
出しているかと言えば、
選挙でも活用されているからです。

選挙直前になるとやたら、
ポジティブな情報、
またはネガティブな情報を出し合い
有利に進めようとする傾向がありますね。

少し前は「消費税減税」が主なるテーマでした。
しかし最近は「コメの高騰」に話題がシフト。

コメを5キロ2000円で流通させることで、
なんだか国民のために「頑張っている感」を
出しています。

こんな直前の出来事のみで、
評価を固めてはいけませんね。
「期末誤差」というエラーがあるように。

人事考課ならば多くの場合、
6ヶ月、12ヶ月の期間で人を評価する。

今回の選挙でいれば、
少なくても3年という期間で
評価しなければいけませんね。

3年の間にどれだけのことをやってきて、
どれだけの成果を残してきたのか。

経済界でごく当たり前のことです。

本来は政治家・政党を選ぶ際、
そのような点に着目しなければなりませんね。

直前に印象に引っ張られないように…。