こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

十方よし.TV3月号のゲストは、
株式会社マコセエージェンシーの高橋社長。

前回に引き続き
マコセエージェンシー様の事例です。

鹿児島の一企業でありながら、
日本全体の1割の会葬礼状を扱っています。

そもそもこの事業は365日拘束されてしまい、
年中無休になります。

スピードとクオリティの高さから
溢れるほど仕事の依頼が入りました。

当時スタッフの6~7割くらいの方が膀胱炎、
血尿の症状が出ていたそうです。

それくらい次々に仕事が入り、
トイレに行く時間もなかなか取れなかった。

3年間で30人採用しても
30人退職をしてしまうほど定着率が悪い。

ある時、退職する社員が高橋社長へ
涙ながらに言い放ったそうです。

「やっているる仕事は素晴らしいし、
 やりがいを感じる。
 でも会社クソだ!」

本当は辞めたくないけれど、
この状況ならば仕事を続けることが難しい。

その声を聴いて、
「人を大切にする経営」
本腰を入れていったといいます。

数々の福利厚生を整える仕組み。
効率を上げるDX化。
育休・産休制度。
社内アワード。

もちろんトイレについても。

事務所にトイレランプが点滅し、
空き状況が一目で分かるようになりました。

これらによって、
今となっては離職率が著しく下がり、

「女性が輝く会社」

として書籍で紹介されるようになりました。

「やりがい」だけあっても、
仕事を続けることは難しい。

「働きがい」と「働きやすさ」の両面が
必要ですね。

これらを実現しようとする
経営陣の本気が見られています。