こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
昨年に引き続き、洞爺湖まで行き、
循環型農法を実践する佐々木ファームで研修を受けてきました。
今回も学びの多い2日間でした。
人材育成とはどうあるべきか、
改めて自身のスタンスを再確認できました。
「野菜を育てるのと人を育てるのは違う」と
怒られそうですが、
共通している点はあると思います。
綺麗な野菜を作るために、
農薬を使い虫に食べられないようにする。
有機肥料を使い、十分に栄養を取らせて
十分な大きさの野菜が取れるようにする。
どちらもスーパーの店頭に並び、
手に取って購入してもらうには必要なことだと思います。
佐々木ファームの野菜を食べると、
本来の野菜が持っている生命力のようなものを感じます。
人間がおぜん立てしすぎてしまうと、
野菜が本来持っている生命力を発揮せずに
終わってしまうのではないか?と思います。
自分で何もしなくても、
周りからの害虫を駆除してくれて、
栄養を与えてもらえる。
これでは「生きよう」とする遺伝子に
スイッチが入らない。
根を地中深くまで張り、栄養を求める野菜は、
「生きたい」という意思の表れなのかもしれません。
与えすぎず、整えすぎず。
主体的な意思を育む。
人材育成のセオリーとも言えます。