経営理念浸透ブログ

『任せたいけど任せられない その5』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

 

前回は

「餅は餅屋がついたものが一番うまい」

だから社内・社外の専門家に任せることが
スピード経営において大事だという話でした。

◯素人にも任せた方がいい

一方で素人にも任せたほうがいい時もあります。

1つ目は人材育成のため。

初めてやること、やりなれていないことは
当人にとってはストレスがかかります。

上手くいかない中でどうしたら上手くいくのか。

試行錯誤しながら業務や役割を進める過程は、
人を育てる期間です。

アウトプットの質でいえば、
専門家レベルのものは期待できない。

その過程で
「チームビルディング」
「レジリエンス」
「未知なる知識・技術の習得」
「柔軟性ある考え方」

などが身につくでしょう。

素人にも任せることで時間を要しますが
知識・能力・姿勢・メンタルを
向上させることができます。

2つ目は既存の常識に囚われないため。

素人には「常識」「先入観」「既定路線」に
いい意味で縛られていません。

発想そのものが新鮮なんです。

以前、赤城乳業のガリガリ君(コーンポタージュ味)の
誕生秘話が記事に出ていました。

社長直轄のチームを作り、若手中心のチームを作る。

長年製品開発に関わった人からは、
「コーンポタージュのアイス?」と
理解できなかったのではないでしょうか。

失敗を恐れずチャレンジを歓迎する風土も土台にあって、
コーンポタージュ味の成功がありました。

今までの枠を超えたことをやりたい!

そういう時には、素人に任せてみるとよいでしょう。

Posted on 2019-04-01 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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