経営理念浸透ブログ

『部下が報連相をしない理由 その1』

こんにちは。

理念浸透コンサルタントの松本です。

 

理念浸透と報連相。
これらは因果関係にあります。

報連相ができていない
 →信頼関係が構築できない
  →理念が浸透しない

信頼関係・人間関係が悪い中で
理念が浸透していくはずがないですね。

ということは報連相が徹底できる風土にしていくことは、
理念浸透の土壌を作ることにも繋がります。

報連相というと、部下がやるものと考えられがちです。
そのように考えているうちは、
報連相のレベルが上がることはまずありません。
なぜなら上司側にも50%の責任があるからです。

なぜ部下は上司へ報連相しないのでしょうか?
1つ目の理由。

それは
上司が部下からの報告に“無関心”だからです。

上司は部下へ報告を求めます。
・連絡ノート、引継ノートへ必ず記載して
・△△日までに業務報告書を提出して
・毎日日報を提出して

などなど。

しかしそれを真剣に見ていない上司が非常に多いんです。

上司は悪気なく
「Aさん、●●の件、どうなっていたっけ?」
と聞きます。

部下は、
「◆◆という状況です」と答えるものの、
内心では「業務日報に書いてあるのに見ていないのかよ…」
と思っています。

上司が関心を持って見ていない連絡・引継ノート、業務報告書、

日報を部下ははたして真剣に書くでしょうか?

普通の人間ならば、
真摯な対応があるなら真摯に書きますが、
適当に扱われるなら適当に書きます。

部下の報告に最大限の関心を持って、目を通しているでしょうか?

部下に報連相をしてもらいたいなら
まずは上司の言動を変えることから。

Posted on 2019-06-02 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

Related Posts

 

Comment





Comment